メカニカルキーボード、KeychronのK2を買ったので、それに合うパームレストを探していたところ、いくつか候補はあったんですが、「なんか作れそうだな」と思い調べてみると案の定いろいろな方が自作をしている…
というわけで僕も作ってみました。
Keychron K2自体の簡単なレビューは下の記事に
ちなみにKeychron K2用の純正パームレストはお値段$25.00、FILCOのパームレストも大体3,000円くらい。
ちょっとお高い…いや買うにしてもまず木製パームレストがどんなもんか試してみたい。
自分も木製のが欲しいと思って、会社の昼休みにみんな大好きダイソーに行き、100円の板材を買ってきました。
練習も兼ねて2枚購入。お値段220円。
ついでに紙やすりセットと家具とかの脚につける滑り止めのシールを購入。
合計で440円。
会社に戻って紙やすりで手前に来る角を丸くし、天面も少し磨く。
60番→400番→1000番の順番
この間5分。
会社での作業は一旦ここまで。
ちなみにテスト用の1枚しかやってません。
本命のもう1枚は自宅で作業です。
まずはそのままのサイズではK2キーボードには大きすぎるのでカット
サイズはKeychron K2用の純正パームレストと同じサイズにします。
鋸でカットしたんですが結構曲がった。
でもこれはこれでハンドメイドぽい味が出て良い。
続けて1枚目と同様角を落として表面をやすりで均していきます。
1枚目同様、60番→400番→1000番の順に当てています。
あとは滑り止めのシールを底面に貼れば機能的には完成なんですが、このままではあまりに味気ないししょぼいので売り物の木製製品のように表面処理をしていきます。
デン
ターナーのアンティークワックス
ターナー色彩 アンティークワックス ウォルナット AW120004
木材の保護、艶出し、色付けなんかに使うみたいです。
この辺はほとんど知識が無かったんですが調べたら色々あるようです。
小学校の図工でニス使ったことくらいしか無かった。
いろんな色があって、僕はチューダーオークを選びました。
理由はこの色だけがAmazonプライムで翌日発送だったから
お値段1,661円
中身は半固形のワックス。
昔少年野球で使ってたグローブを手入れするワックスを思い出した。
これを布につけて木の表面に擦っていきます。
1回一通り塗り終わったら、15分くらい乾燥させて2周目。
同じことを3回くらい繰り返して、最後に何も付けてない綺麗な布で擦って終了。
なんてことでしょう!素人が適当に擦っただけでもこの仕上がり
しかも何やらこれを使い込んでたまにメンテナンスとしてワックスを塗ってあげればどんどん色合いが変化して深みが増してくるとかなんとか。
これは愛着を持って使えるのでは。
サイズもキーボードに合わせたのでまるで純正品!(ちょっと線が曲がってるけど)
最後に滑り止めシールを貼って完成。
純正品と同じ高さ(1.5cm)にするために2枚重ねてます
木が0.9cmでシール1枚0.3cm
こうして全く同じサイズの自作パームレストが完成しました。
この記事も早速Keychron K2と自作パームレストを使って書いています
が
手首が痛い…
写真を見るとわかるんですが純正サイズでも結構キーボードとパームレストの高さに差があるのです。
2枚重ねるとほぼぴったり
個人的には高さは同じにしたほうが打ちやすいかな?という印象。
手の形やデスクの高さなどによって個人差はあるかもですが
こういうことがあるので、まず安い費用で試せるのは良いことですね。
いきなり純正品買って「合わない…」ってなると結構虚しいので
とはいえパームレストが無いのよりかはずっと楽なので、工作が好きだったり興味ある人はぜひチャレンジしてみてほしいと思います。