最強の音質だけど弱点もあるよ!
前々から言ってますがWF-1000XM4の片側のバッテリーが30分で無くなるという不具合に見舞われたため後継機を探しておりました。
タイトル通りですが、色々試聴して決めたのはゼンハイザーのMomentum True Wireless 3(以下MTW3)でした。
他の選択肢として、同価格帯のBOSE のQuietComfort Earbuds 2、TechnicsのEAH-AZ60がありました。
選ぶポイントは優先度順に
- 音質
- ノイズキャンセリング
- 外音取り込み
- 着け心地
接続は全てiPhone 14、AACです。
音質
結果から言うと一番好みに合っていた音質だったのがMTW3でした、次点でTechnics、最後にBOSEという感じ。個人的に低音強すぎはあまり好みじゃないのでBOSEは最下位でした。
MTW3は何を聴いても安定して音が良いという感じ、DSEE ExtremeのXM4よりも良いと僕は感じました。
他と比べて音場が広い印象で、ヘッドホンで聴いてる感じ。聴いてて楽しくなるサウンドでした。
ノイズキャンセリング性能
これは強い順に、QuietComfort Earbuds2→WF-1000XM4→MTW3→AZ60でした。
BOSEは流石に強過ぎてちょっと無理かなと感じました。後述しますが着け心地は一番良かっただけに惜しい部分。Technicsは逆に他と比べて若干弱くてこれも微妙でした。
MTW3は強過ぎず弱過ぎずという感じ、あとはイヤーピースで調節すればいいかなというところ。
外音取り込み
店舗で試聴しただけでは細かいところまでは判断出来なかったのですが、一番自然だったのはWF-1000XM4、BOSE、Technicsともに同じくらい、一番微妙だったのはMTW3でした。
MTW3はデフォルトの中の強さだと遠くの音は拾ってるけど目の前の声とかは上手く拾えてない感じでした。
設定で外音取り込みレベルを強にするとかなり聴こえるようになるのですが、ホワイトノイズがかなり発生するので悩むところ。買い物などポイントポイントで使用するならまあギリ許せるかな、という感じです。
外の音も聴きつつBGM的に音楽を聴くというのにはあまり向いてないので注意。
着け心地
個人的に一番耳にビタッとはまったのはQuietComfort Earbuds 2、フィット感は一番良かったです。
MTW3とAZ60は同じくらい。
長時間着けてると耳が痛かったWF-1000XM4に比べれば上記3種どれでも良いかなとは思いました。
MTW3は耳の小さい人でも入りやすくて良いかも。
最終的に悩んだ結果選ばれたのがMomentum True Wireless 3でした。付け心地でQCB2と悩みましたがやはり音質の良さには敵いませんでした。
1週間使ってみて良いところと悪いところ
良いところ
音質は抜群、どの曲聴いても良い。音が広くて、低音、中音、高音バランスが良い印象です。WF-1000XM4もバランスは良かったですがそれぞれワンランク引き上げた感じ。
ノイキャンと合わせるとより音の良さが際立ちます。
ノイキャンがほどほどで良い、耳に比較的優しい。WF-1000XM4はノイキャンがかなり強く最初のうちは詰まった感じで慣れなかったですが、MTW3は最初からちょうどいい感じです。
弱いなと思う人はイヤーピース変えるといいかもしれません。
マルチポイント対応、WF-1000XM4も今年の冬のアプデでマルチポイント対応が発表されましたが、やはりあると便利。
悪いところ
ノイキャン時、人の声もかなり消えるところ。これを良いか悪いかは人それぞれだとは思いますが、アナウンスなどが聴き取りにくくなってしまうので僕はあまり好みじゃなかったです。
WF-1000XM4は人の声は残しつつ他の音を消してくれていたのでここはちょっと残念なポイント。
外音取り込みがかなり微妙。デフォルトだと近くの声が聞きにくく買い物に不便でした。設定で強にすると聴こえるようになりますが、ホワイトノイズが目立つので自然さとはかなり程遠い。
外音取り込み多用する人は実際に試してみてから決めたほうがいいです。
混雑時に接続が不安定になるかも。通勤時に混雑した駅構内でぶつぶつ途切れたことがあったので不安定かもしれないです。まだ発生数が少ないのでなんともですが可能性は拭いきれず。
以上が1週間使用してみた感想です。
ワイヤレスだけど音に妥協したくない人にはおすすめ
逆に音質、ノイキャン、外音取り込みなど全体的なバランスを求める人は別のもののほうが良いかも
少しでも参考になれば幸いです。